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今週末は、サステナブルなビーチ、由比ガ浜でchillしよう!

夏もそろそろ終わり・・・。といってもまだまだ暑い今週末は、由比ガ浜で海風にふかれながら、chillしませんか? 由比ガ浜のビーチは、海風が人にやさしいだけでなく、様々なサステナブルな取り組みで、地球にもやさしいビーチなんです。

今回は、カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet® (以下、Green Planet )導入の紹介に加え、2022年7月1日に行われた海開きの様子や、由比ガ浜海水浴場の取り組みを紹介します。
(記事担当:宅)

由比ガ浜海水浴場 すべての海の家で、Green Planet を初導入!

2022年の由比ガ浜海水浴場では、海の家全店舗で、スプーンやストローにGreen Planet が使用されます。海の家では初めての導入です。

わたしも、海の家にお邪魔して、アイスコーヒーとかき氷をいただいてきました。

アイスコーヒーを頼むと、ストローにGreen Planet !

海の家の方によると、「朝シャン」といって、朝からシャンパンを飲んで、リフレッシュされる方もいるようです。
風が気持ち良かったので、わたしもこのままパソコン作業を・・・。

いやぁ~最高の環境です!

鎌倉市海水浴場開き式開催

2022年7月1日には、海開きの式典も行われました。

すがすがしい晴天!

式典では、安全を祈願する神事も執り行われ、お神酒では、Green Planet を用いたカップが一部使用されました。
神職の方にGreen Planet を使っていただき、感慨深い気持ちです。

お神酒に使用されたGreen Planet のカップ
安全を祈願する神事の様子

Green Planet カトラリーやストローの導入について、由比ガ浜の海の家を取りまとめる、由比ガ浜茶亭組合代表 增田元秀(ますだ もとひで)さんにお話を聞きました。

ーー使い捨てのストローなどは、風に流されて砂浜や海に出てしまいます。もちろん、ゴミの回収、清掃に取り組んでいますが、(すべては回収しきれず)こぼれもあるはずです。実際に、ザルで海水をすくうと、プラスチックごみが出てきます。
Green Planet は海水中でも生分解する*点において、安心して使用できますし、より多くの企業や店舗にGreen Planet を使ってほしいと思います。由比ガ浜を起点に、Green Planet が普及することを願っています。

*海水温などの環境により生分解速度は異なります

增田さんの言葉で、「安心して使える」というのが印象的でした。日々、清掃活動を通じてキレイな海を守ろうとされる中で、意図せず流出してしまうごみが、環境汚染へとつながってしまうもどかしさを抱えておられるのだろう、と感じました。

鎌倉市海水浴場開き式での增田さん(右)

由比ガ浜海水浴場の取り組み

由比ガ浜海水浴場では、Green Planet の導入以外にも、地球や人にやさしい、様々な取り組みがされています。その一部をご紹介します。

アジア初のブルーフラッグ取得

由比ガ浜海水浴場は、福井県高浜町の若狭和田海水浴場とともに、2016年にアジアで初めて「ブルーフラッグ」認証*を取得し、持続可能な発展を目指しているビーチです。

認証を継続するためには毎年審査があります。增田さんは、2016年からずっと審査をクリアしていると、胸を張っていました。

*「ブルーフラッグ」とは、「水質」、「環境教育と情報」、「環境マネジメント」、「安全性・サービス」が優れたビーチやマリーナに与えられる国際環境認証です。

参照:日本ブルーフラッグ協会

バリアフリービーチの実現

わたしが便利だと感じたのは、ボードウォークです。車いすやベビーカーなどでも海を楽しめるよう、ボードウォークによって、海の家からお手洗いなどにつながっています。

実際にボードウォークを歩くと、砂浜のように、足がずぶずぶと埋まらず、とても歩きやすかったです。車いすやベビーカーの方だけでなく、多くの方が使いやすい設備だと感じました。

砂浜に続くボードウォーク

ドローンによる監視

海開きでは、ドローンの実演が注目を集めました。

沖合にいる人への呼びかけ、救助サポートのため、ドローンが活用されています。スピーカーが内蔵されており、救助が必要な場合は、着水して浮きがふくらむ仕組みになっています。

空からも安全を守ってくれるのは安心ですね。

安全監視するドローン

「由比ガ浜ブルーオーシャン宣言」

海開きでは、「由比ガ浜ブルーオーシャン宣言」として、海洋プラスチックごみのない美しい海づくりに向け取り組むことが発表されました。具体的には、Green Planet を使用し、使い終わったあとは回収、生分解させる取り組みが実施されます。

今回、Green Planet の生分解は、共和化工株式会社が導入する装置により行われます。同社の担当者は、以下のように今回の取り組みへの期待を示されました。

ーーわたしたちは、1つの街から出るごみをまるごと資源化し、循環させるのが目標です。これまで、食品工場や下水道処理施設などへの(装置)導入が多く、海の家は初めてです。今後は海の家から街全体へと拡大し、サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現をサポートしていきたいです。

おわりに

由比ガ浜海水浴場では、さまざまな取り組みがある中で、海開きのときの增田さんは、特に、Green Planet の活用を強くアピールされていました。取材記者たちに対して、まるでカネカの社員のように、土や海などの自然環境での分解がいかに難しいか、そして、カネカは海洋生分解性のある素材の社会実装を実現しているのだと、熱弁されていました。
日々、海岸清掃などで多くのごみを目にしているからこそ、「海洋生分解性」という特徴に、強い期待を示してくださったのだと感じました。

由比ガ浜海水浴場のように、ボードウォークやドローンの活用、Green Planet の導入など、人や環境に配慮する積極的な取り組みに、Green Planet がお役に立てることをとても嬉しく思っています。

みなさんも、今年の夏は、由比ガ浜のビーチを訪れてみてはいかがですか?
そして、ぜひ、Green Planet のカトラリーやストローをお手に取ってみてくださいね!


Green Planet がどんな素材か、もっと知りたいという方は、ぜひ、こちらの記事もご参照ください↓↓

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