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SDGsへの取組み、キックオフ ーサステナブルな社会に向かって Go with KASHIMA ANTLERS

みなさん、こんにちは。カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet|公式note編集部です。(記事担当:片平)

カネカは、昨年10月より株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(以下、鹿島アントラーズ)とオフィシャルパートナー契約を締結いたしました。
両社が協力した取り組みの1つとして、鹿島アントラーズのホームゲームが行われる県立カシマサッカースタジアムでは、売店でカネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®(以下、Green Planet) のストロー、スプーン、フォークを提供しています。

今回は、鹿島アントラーズでカネカとのパートナーシップをサポートしてくださっている、マーケティンググループの福島 顕 さんに、カネカとの取組みの様子、サステナブルな社会に向けた想いをうかがいました。

鹿島アントラーズ×カネカ

ー まずは、今回パートナーとなったカネカと鹿島アントラーズの取り組みについて、あらためて教えていただけますか。

県立カシマサッカースタジアム内の売店でGreen Planet のストロー・スプーン・フォークを導入しています。今年の8月からは、オフィシャルグッズショップの袋にも、Green Planet を導入しました。また、スタジアムの周りでカネカブースを出展してもらい、カネカ製品の紹介などをしています。来場していただいたサポーターのみなさんにも、すごく好評ですよ。

'22 4/11 J1第8節 横浜FM戦でのカネカブースの様子

ー よろこんでいただけて、光栄です。カネカとの活動の中で、福島さんの役割はどんなことになるのですか?

どのような取り組みを進めていくかの相談から、実際に企画を進めるところまで全てに関わらせてもらっています。Green Planet の採用をはじめとした、”サステナブル”にフォーカスした活動にしましょう、とカネカのみなさんと話を進めてきました。この先、Green Planet 以外にも、カネカの食品やサプリメントにも注目していて、人の健康に関連した取り組みも考えているところです。
現場では、ブースを出展いただく際の準備を協力したり、時には売店までGreen Planet のカトラリーを運ぶこともありますよ。


マーケティンググループ セールスチーム 福島さん

ー カネカのパートナーシップの活動をあらゆる面で協力いただいているんですね、ありがとうございます。


サポーターのみなさんはどう感じている?

ー カネカとの取り組みの現場に立っている福島さんから見て、Green Planet という私たちの素材に対して、サポーターのみなさんや導入店舗の方々の反応は、どう映りますか?

ファン・サポーターの反響は大きいです。やはり、環境やSDGsといった話題に対する、意識は高まっていると感じます。一方で、導入している店舗の方々の反応は、良い意味で普通と変わりません。環境配慮と使用感を両立するすごい技術なんだなぁ、と私も思っています。

SDGsの取組み

ー ファン・サポーターの意識も高まっている、というお話がありましたが、鹿島アントラーズでは、SDGsに向けた活動は活発になってきていますか?

これまでにも、様々な取り組みはやってきたのですが、これだけ”サステナブル”にフォーカスした活動は、今回が、はじめてと言えます。実際に、Green Planet をスタジアムに導入する、という活動は、他のパートナー企業にとってもインパクトがあったようで、他のパートナー企業様からも、自分たちも何かできないか、という相談も受けています。

ー カネカとの取り組みが、他の企業にとっても、いいきっかけになるチャレンジだったんですね。

カネカさんは非常にアクティブで、たとえばTwitterでおこなったプロモーション動画のような、新しい取組みにも協力してもらっています。

2021年10月21日のクラブオフィシャルパートナー契約締結発表に先がけて鹿島アントラーズのTwitterアカウントで投稿された、プロモーション動画。WITH… と明らかにされなかった部分がカネカであることが発表で明かされた。動画の最後に、ユニフォーム(パンツ左前裾)に新しくパートナー企業のロゴが入ることをにおわせている。

また、Jリーグ全体でも、環境への取り組みを進めようとしていますが、クラブの大小や地域の事情もありながら、それぞれが頭を悩ませています。今回の件は、他チームから「どうやって実現にむすびつけたのか」と、聞かれることもあって、反響は大きいです。

取り組みへの想い

ー 鹿島アントラーズのSDGsの第一歩、Jリーグの中でも、きっかけになる取り組みになっていたら、私たちとしてもうれしいです。福島さん個人としては、環境問題やSDGsのこと、どんなふうにお考えですか?

私自身、初めから詳しかったというわけではなくて、社会の流れを受け、勉強をはじめたところでした。2030年のSDGsの達成に向けて、世界中が動こうとしている流れを面白いと思いましたし、これからは、単に営業の成果ということだけではなく、社会の課題を解決していく視点をもたなければならないと考えています。

ー そうした考えから、カネカにも声をかけていただいたのですか?

いえ、実はカネカとは、最初は地元に工場がある企業とのコラボレーションの1つとして、話を進めていたんです。ですが、お話を聞く中で、Green Planet という特徴的な素材があることを知り、導入・実装を進めることになっていきました。
サッカーチームにとって、2万人を超える人が集まるスタジアムのゴミは悩みの種です。すごい量のゴミを前に、何とかしないといけないとも思っていました。

ー そうした想いが、今、形になって動きはじめているんですね。

そうですね。しかし、まだまだスタジアムを訪れるサポーターの中にも、Green Planet に触れることなく帰ってしまう人も大勢います。今後、スタジアムグルメの器など、使えるところが増えてくるといいですね。

ー いろんな使い方に対応していくには、技術的に簡単でないところもあるのですが、協力していきたいです。

Green Planet はストーリーがあってはじめて、すごさが伝わるアイテムだと思っています。スタジアムを訪れた人には、みなさんに知っていただきたいです。さらに、まだスタジアムには来られていないけれど、SNSなどでクラブを応援してくれているサポーターも大勢いますので、彼/彼女らにもしっかりと伝える方法を考えていきましょう。

ー ありがとうございます。この記事も、その一助になってほしいです。

Jリーグのサッカークラブには、ホームタウン活動というものがあり、地元との関係性がとりわけ強いです。地元の方々、ファン・サポーターはクラブからの発信を真剣に受け止め、常に応援してくれています。クラブが、環境やSDGsに対して考えていることも、上手く発信していけば、しっかりと伝わるはずです。広報していく価値は高いと思います。

ー サッカークラブと協力して、発信していくことで、私たちの作るものや、そこに乗せた想いがよりいっそう届いて、クラブチームや地域が、変わっていく助けができると本当にすばらしいと思います。本日はありがとうございました。

お話をきいて

Green Planet のことをもっと伝えようという言葉からは、本当にこの素材の可能性を感じてもらえていると同時に、クラブの運営だけに留まらず、社会や地域に貢献する役割を果たそうという意気込みが伝わってきました。

「他のチームからも聞かれて……」と語る福島さんの様子から、サッカークラブが環境やSDGsに、今まさに向き合いはじめていることがうかがえます。簡単な問題ではありませんが、Green Planet が、そんな風に、鹿島アントラーズだけに留まらず、他のチームの活動やファン・サポーターのちょっとした行動を変えるきっかけになれたら、すてきだな、と思いました。


Green Planet がどんな素材か、もっと知りたいという方は、ぜひ、こちらの記事もご参照ください!↓↓